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01月15日 [海]

昨夜の左義長の後の海岸がどうなったか、夕方浜に出た。白い煙がまだ夕方のサイトの後に立ち上っている。昨年は朝方燃えかすが砂になじむように消えていた。今年はサイトの材料が多かったか材質が違うものがあったのか長く燃え残っていたようだ。

昨夜の点火時間の6時半には今年の恵方方に火が放たれた。

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火の勢いが最高潮い達するころ、そりと呼ばれる上に藁で編まれた道祖神さんの小さな社が裸の男たちに引かれてやってくる。男たちは海にそのまま入り、そのそりを陸の連中が綱引きのように引き上げる。この綱を引くと一年が良いことが起きる魁となるという。海の中の男たちは魚にも見立てられ引き上げられると大漁という、漁師町の願いが込められているともいう。あいにくの雪雲で空に月はないが、満月周辺のこの日九州や、朝鮮半島でも綱引きが行われる風習がある場所があり、あったという。
何か遠い昔から様々な願いや、風習が混ざり今ある行事に繋がってきたのだろう。

海に入った男たちはソリを引き燃え盛る火の中に社を手荒く放り込む、足で蹴り、社を潰すまで、何回も同じ動作を繰り返す。何か身代わりとなって社の中の魂が炎と一緒に天に舞い登らせる所作のようだ。この所作は「ヤンナゴッコ」と呼ばれるそうだ。裸の男たちは昔は子供達の役割だったともいう。
昔の写真では小学生くらいの男の子たちがソリに乗るものもある。

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道祖神が身代わりになり火の中に入るという行事が、茅ヶ崎でもあって石の道祖神さんはもろくなり何度も作り直したという話も聞いた。道祖神をめぐる祭りは昔は子供達が大人になるための試練として子供中心で行われたという。一つの祭りが大人への窓口でもあったのだろう。

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集落の提灯の灯りが何か日の祭りにふさわしく頼もしく見える。

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燠火に近くなると近所の慣れた人々が団子を焼きにやってくる。何か遠い日の絵巻物のような光景にも見えた。そう青木繁の名作漁を終えて浜に上がる人たちの姿に、団子の竿を掲げる人たちが見た夜だった。

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