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12月09日 [いのち]

鎌倉の街を歩きました。800年以上前の鎌倉幕府が開かれた地。多くの命が生まれ、そして様々な命が終焉を迎えた。京の都のことも思い浮かべました。戦さや大火で亡くなった人々。何か人間の業の深さと時の流れを思いました。数百年の歴史を刻んだ木の擬宝珠、台湾リスは老獪に栴檀の実を食べるのに夢中。今年見納めのモミジの紅葉。山門の仁王はお留守で、代わりに小さな仁王の面がかけられた光景。
秋の日、多くの歴史に生きた鎌倉の風土と対面できました。新たなカメラを持って八十年以上前に作られたドイツのレンズで撮影してきました。
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鎌倉の市章、笹竜胆

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鎌倉野菜かな

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滑川で白鷺

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山門にて

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人慣れした台湾リスは年老いているのか只管 栴檀の実を食べる

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妙本寺にて
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ぼたもち寺にて
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8月09日 [いのち]

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青筋揚羽

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猛暑避け蝶の不時着水溜り 無音


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幻覚は蝶が目撃夏の龍 無音

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逃避行夏場所畳み蒼き蝶 無音

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白昼夢我蝶となる午睡哉 無音


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原爆忌命は今も羽撃けり 無音


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7月28日 [いのち]

散歩の途中で足元に、小さな蝉の亡骸を見つけました。その側にはバラの花びらが沢山散っています。
その先の足元には名も知らぬ雑草が白い花をつけ、小さな蜂が飛び交っています。
そのまた先にはプラスティックの破片と菓子の袋がふきよせられています。

どこにでもある光景、だけどここにしかない命の光景を思い浮かべてしまいました。
路上に落ちている石ころにも二つとして同じものは無い。同じ命も無いのです。
石ころたちに優劣をつけるのは人間です。傷だらけの石は、海で磨かれた丸い石に言います。
あんたはどんな歴史を持つ石なんだい。おいらの一生はと、石は語りますがみんな違うのが当たり前。
最近の人間界は、みんなが同じで、一緒がいい、違うものは排除しろと叫びだしました。

自然の中にプラスティックや、ビニール片が落ちていると猛烈に違和感を感じます。
彼らは自然に帰らないからです。プラスティックやビニールは皆同じに見えます。均質すぎる世界です。プラスティック人間やビニール人間がたくさん製造されていく社会を連想します。

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立川談春さんの「赤めだか」という本を読み始めました。談志師匠が談春さんにいった落語はなぜ生まれたのかの話に、涙が溢れました。江戸の四十七士の話は有名だが、あんた赤穂城にはもっと侍がいたんだよ。有名な義士たちよりも、後の赤穂の侍たちや、その家族、町人たちがどう生きてどうしたか。
つまり、ニュースになるようなことでなく、今日は選挙には行きたくないなとか、隣のガキはまた煩いなとか、人はなんで生きているのか、という世界のが大事なんだよ。頭でなくそこにある総てを人間として考えろ。

そんな趣旨のような話が続き、幸せになった気分になれる本です。人を誰も傷つけないで勇気を与えてくれる本です。
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自分が中学生の頃、家の片隅に「我が闘争」という父親が読んでいた本の記憶があります。
当時かなりのベストセラーになっていたようで、父が太平洋戦争前にどんな気持ちで読んでいたのかが気になりました。戦後生まれの私には、触れてはいけない禁書のイメージでした。
その本を読んだ人々の影響や、世界の空気はわかりませんが、非常に当時は当たり前の空気の中の本だったような気がします。落語の世界と正反対の。

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 良書悪書と区別する世界も危険ですが、情報の偏りは今の世の中もっと危険です

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6月24日 [いのち]

雨の日本。英国のEU離脱のニュース、日本の参院選にどんな影響を受けるのか。
大変興味深い世界です。

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世界が動く我が心夏泊 むおん



5月18日 [いのち]

メダカの子供が、卵から孵った。体長3〜5ミリの命が水の中を泳ぐ。盛り上がるような水面の下、命の震えが大海のような水面に、さざなみを起こす。命は絶えず動いている。不思議。透けた体を細胞が動くのが見える。今朝は快晴。昨日は走り梅雨のような雨。



水草の色に染まらずメダカの子 無音




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口開けてメダカ吞み込む初夏の空 無音




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透明なメダカに黒き大目玉 無音



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掃除機が吸い込む夏へメダカの子 無音



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5月06日 [いのち]

今日は横浜の野毛動物園に出かけました。小さい頃、母親に連れられやってきた記憶があります。当時の動物たちの何代目かの子孫とも会えた気がしました。
飼育員さんたちご苦労さんです。主役の動物たちも本当にアリガトウです。

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2月14日 [いのち]

今日は11年前に、我が家にやってきたシェパードと柴犬のミックス犬君の誕生日
雨と雷の中、外にいる。夜は玄関の小屋で留守番だが、雨が降ると道の水溜りの水が好物。雪が降ると舌を雪にさして食べまくるのが好き。野生の血が濃いのか。いつも遠くの空に遠吠えをする。
今日が12歳の誕生日。彼にはチョコレートが劇薬。
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遠吠えにこたえし玄き冬雲か むおん




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梅の香と紅こぼれたる西の窓 むおん




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瓦屋根の上に、歴然と存在する冬の大気、いざ





2月9日 [いのち]

今朝の朝刊を開き、ここまで来たのかと愕然とする。
1.総務大臣が、放送局への業務停止に関し答弁、放送事業担当者は反発して、「政府権力が中立性の名の下に自由な言論を抑え込むべきではない。

2.有事に船員活用。防衛省計画は、「事実上の徴用」と海員組合。予備自衛官として民間の船員を、民間船にのせ、10日間の訓練で戦場に送る制度が今年から始まる。第二次世界大戦では、船員の犠牲者は6万6千人で死亡率は43%、海軍の死亡率16%、陸軍20%、を大きく上回るという。

3.神社維持 自治会費など、国民全体で負担。信仰の自由はこの国では軽視されているのか。神社本庁など緩やかに国家の体制と繋がり強化の恐れはないのか。

以上キナ臭い毎日が今日も続く

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日常に戦争の気配が撒き散らされ、嗅覚を麻痺された人々は、異臭を異臭とも思わなくなるだろう。
その異臭も「経済指標」という甘い嘘くさい香りにかき消されているのだろう。
豊かさとは、あなたにとって何ですか。

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一日一花、本を開く。
要という枝。かなめ、自分のかなめとなるものは、何ですか。この国の要とは。

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八百屋で蕗の薹を一パック。
フタを開けると春の香り。
天ぷらにして、蕗味噌にして、味噌汁に入れ、一パック100円。
野でとれば只なれど、畠のは持ち主がいる。
室内に立ち込める、春の香りが、新聞からの、いっときキナ臭さを浄化してくれる。
ありがたきかな


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戦場に踏まれし蕗の薹幾多 むおん








2月8日 [いのち]

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ガラス美術館のガラスの窓から見た水の流れる光景です。ガラスと水と雪と光と、その繊細な光と影。
湯本では不思議な新しい店に出会いました。梅原猛先生の絵と文字が若々しい。
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箱根の山の上で求めた、乙女峠から見た富士山の冬景色のポストカードです。絵葉書って観光地ではあまり売れなくなったんでしょうね。カメラもよくなったしスマホで撮って、その場で遅れてしまう世の中。同じような画像が絵葉書よりも簡単に撮れてしまう。プロは何年もかかりその美しい風景の光と影を捉える。簡単にできちゃうことは有り難みもなくなること。なんでしょうね。




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最近読みました、戦争というものの一部がわかったような気がします。
国家とは何か。考えさせられる本でした。
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ずいぶん昔の本です。でもその頃からどう変わったのか、変わらないのかが読めばわかります。
柳美里さんの北朝鮮訪問気もいつか読みました。
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2050年シンギュラリティというコンピュータが行き着く世界から何が生まれるか、非常に興味ふかい本です。その頃は衣食住がフリーになる時代が来るそうです。お金という貨幣経済が変わり、人々はシェアーしあう世界で、物々交換にも似た楽しい世界が訪れそうな気配です。一方で奴隷のように支配者やコンピュータに、統治されない世界を望みたいものです。
同様の本で、「エクサスケールの衝撃」PHP研究所。「限界費用ゼロ社会」と「共有型経済の台頭」NHK出版が興味ある本だ。


1月5日 [いのち]

四季の花や実が一斉に揃ってしまったかのような正月
現在の気温17度。真冬はどこへ行ったのか。
避寒地として訪れた方も多かった湘南だが、ことは全国的な模様、朝の気温も12度だった。
夏の花ブーゲンビリヤや、ハイビスカスも咲いている。
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秋の蔦や、冬の南天もまだ盛りの色。
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水仙も日差しの中に、アロエも満開
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ピラカンサの赤い実
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